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自作PCガイド…8 SSDとHDDの選び方

自作PC

2015/5/17 改訂

初めに SSD と HDD に関して説明します。
これらのPC上の役割は同じで、最低限どちらか一方が搭載されていればPCは動きます。
両者の違いを簡単に言えば、
SSD(ソリッドステートドライブ Solid State Drive)は、簡単に言うとUSBメモリを巨大化させたようなものです。
HDD(ハードディスクドライブ Hard Disk Drive)は、フロッピーディスを巨大化させたものです。
機械的に動作(レコードのような動作)があり速度が遅く、進化が止まりつつある HDD に見切りをつけ、新しい技術として登場したのが SSD です。

SSD のメリットとデメリット

メリット

速度が圧倒的に速く、PC全体のパフォーマンスが劇的に変わる。
小さく厚さも薄く、ノートPCでの大容量搭載には必須。

デメリット

登場以来今現在まで、大容量化・ローコスト化の真っ最中でありますが、現時点ではまだ容量当たりのコストが高い。
書き込み回数の面で耐久性に不安があると言われ、改良改善の最中ですが、PCにTV番組を録画するなどの書き込み負荷が高い使い方を除いては、もう気にする必要は無いレベルまで改善されている。

HDD のメリットとデメリット

メリット

容量当たりの価格が安いが、SSD が進化と共に迫ってきている。
書き込みに対する耐久力が高いですが、容量1T以下の時代に比べ、現代の2T~3Tの精密度が高い HDD は意外と壊れやすいので、大きなが差があるとは言えなくなってきている。

デメリット

容量が増えると大きくなるので、ノートPCなどでは内臓ドライブを大容量化するのは難しい。
SSD に比べて圧倒的に遅いだけではなく、他の全てのPCパーツと比較して、PCの動作で一番足を引っ張っているのが HDD です。
それ故に SSD に変えた場合、全体の動作が劇的に変わるわけです。

SSD は必須

SSD があと少し安くなって、容量当たりの金額が変わらなくなったときが、この世から HDD が消えるときでしょう。
それほど遠い将来ではないはずです。
書き込み回数の耐久力を気にする方も居るかもしれませんが、SSD はその構造上、大容量になればなるほど書き込む場所が分散されるため、結果的に書き込んだ量に対しての耐久力が上がる特徴があります。
つまり大容量化とローコスト化が進むと、耐久力の問題もクリアしてしまうのです。

対して HDD は大容量になるほど構造が複雑になっていくため、耐久力は下がっていきます。
同じ大きさの箱の中で、ディスクが大きくなり枚数が増えるのですから、他の部品の小型化を強いられるわけです。

これらを総合して考えると、現在でもシステムドライブに HDD を使うことは考えられません。
動画ファイルなどを大量に保存したい場合は、動作速度は関係ないので、まだ価格の安い HDD を使うことになるでしょう。
録画などの書き込み負荷が高い利用は HDD でも耐久力の問題はある用途なので、壊れても良い前提で専用 HDD を用意するべきです。

C:SSD OSとプログラム
D:HDD メディアファイルなどの大きいファイルの保存やバックアップ用
E:HDD 録画やキャッシュファイルなど、書き込み削除の激しい用途用

出費を気にしない人は全部 SSD で問題ありません。
録画用などが必要ない人は、Dドライブにキャッシュなどを書き込むと良いでしょう。
録画も動画保存も行わない、仕事とインターネットだけのような方は SSD 一個で十分です。

SSD

Crucial の SSD を例に説明します。
Crucial CT250MX200SSD1 250GB

Crucial
メーカーです。
CT250MX200SSD1
メーカーで付けてる製品の型番です。
250GB
容量です。

製品名にはまず書かれていることは無い重要な項目がいくつかあります。
内部で使用されている部品に、NANDフラッシュというものに3種類があり、SLC>MLC>TLC、の順番で信頼性が高いといわれます。
一般的に売られているものは MLC か TLC なので、迷わず MLC を選びましょう。
他には読み込み速度と書き込み速度で選ぶことになります。

人気の 250GB 前後のサイズで、各メーカーの性能を比較してみましょう。

メーカー 製品名 容量 NAND 読込 書込 ランダム
リード
ランダム
ライト
Crucial CT256M550SSD1 256GB MLC 550MB/s 500MB/s 90000 80000
Crucial CT256MX100SSD1 256GB MLC 550MB/s 330MB/s 85000 70000
Crucial CT250BX100SSD1 250GB MLC 535MB/s 370MB/s 87000 70000
Crucial CT250MX200SSD1 250GB MLC 555MB/s 500MB/s 100000 87000
Intel SSDSC2BW240A401 240GB MLC 540MB/s 490MB/s 41000 80000
ADATA ASX900S3-256GM-C 256GB MLC 560MB/s 540MB/s 39000 90000
CFD(東芝) CSSD-S6T256NHG6Q 256GB MLC 530MB/s 490MB/s 96000 67000
PLEXTOR PX-256M6S 256GB MLC 530MB/s 420MB/s 90000 80000
PLEXTOR PX-256M6Pro 256GB MLC 545MB/s 490MB/s 100000 88000
Transcend TS256GSSD370 256GB MLC 570MB/s 310MB/s 75000 75000
SanDisk SDSSDHII-240G-J25 250GB TLC 550MB/s 500MB/s 91000 83000
Samsung MZ-7TE250B/IT 250GB TLC 540MB/s 520MB/s 97000 70000
Samsung MZ-7KE256B/IT 256GB TLC 550MB/s 520MB/s 100000 90000

この比較表を見た上で、各製品の価格を見てもらうとわかると思いますが、筆者がお勧めするのは、Crucial CT250MX200SSD1 250GB です(容量はお好みで)。
コストパフォーマンスや性能数値が良いだけではなく、Crucial は他のパーツでも評判が良いことと、この製品は「Micron 製 Crucial ブランド」という商品だからです。
あのメモリの DRAM で人気 No1 の Micron です。
もうそれだけで迷う必要が無いといえます。

HDD

Western Digital の商品を例に表記を説明します。
Western Digital Red WD20EFRX 内蔵HDD 2TB IntelliPower(?rpm) 3.5inch 64MBキャッシュ ?TBプラッタ SATA3 6Gbps

Western Digital
メーカーです。
Red
メーカー独自のシリーズ名です。
WD20EFRX
メーカー独自の製品型番です。
内蔵 HDD
内臓であっても別売りケースなどを取り付けることによって、USB の外付けドライブとしても使えます。
2TB
容量です。
Intelli Power(?rpm)
回転数を表していて、動作速度という点で物凄く重要でありますが、選択の幅は無く迷うことの無い部分です。
Western Digital は速度が可変する Intelli Power という技術が導入されているため、回転数は記されていません。
3.5inch
HDD の大きさの規格です、デスクトップなら3.5、ノートなら2.5となります。
64MB キャッシュ
これは CPU のキャッシュと同様で、多ければ早いと捉えてよいです。
?TB プラッタ
HDD は内部に何枚ものディスクが入っていて、この枚数が少なく1枚当たりの容量が多いほど高速になります。
2TB で 1TB プラッタならディスクは2枚入っているということになります。
SATA3 6Gbps
規格の表記で現在は SATA3 が主流で、SATA2との下位互換性もあります。
6Gbps は転送速度の表記ですが SATA 6Gbps のように表記されている場合もあります。
SATA3 なら 6GB と決まっているのでセットで覚えて下さい。
紛らわしいのは SATA2 で、SATA2 は 3Gbps でありこれを略した場合 SATA 3Gbps となります、SATA3 と見間違えないように注意しましょう。

お勧め HDD

基本的に現代では OS やプログラムは SSD に入れるので、データ保存・バックアップ・録画などの目的で HDD を買われるかと思います。
容量はお好みになりますが、Western Digital Red WD20EFRX 2TB をお勧めします。
同メーカーのシリーズで、僅かに安く流通量も多い Green があり迷われるかと思いますが、Red の方が信頼性が高いのでこちらの方がお勧めです。

HDD 業界では古くから、Western Digital・Seagate・日立、のトップ3でした。
ですが数年前に日立が HDD 事業を Western Digital へ売却し、その後は残った2トップ時代となっていました。
その間はどちらでも良い状態で、買う時に安かった方を買うというほど拮抗していたのですが、容量が2Tになった頃から Seagate のトラブルが増え始め、3Tが出てからは Seagate の故障率は急上昇してしまいました。
大手掲示板の評判や、大手通販サイトのレビューなどでも、現在は Western Digital 以外選択が無いというのが一般常識となってます。

Western Digital のシリーズは、以下のように分けられています。

  • 安定の Red
  • 安さの Green
  • パフォーマンスの Black
  • Red の劣化版の Purple
  • Green の廃貨版の Blue

Black はパフォーマンスといっても誤差程度の差なので、コストパフォーマンスが悪いだけです。
Black を買うくらいなら SSD を買うべきです。
Green は故障報告が多いので、Red と Seagate の間くらいの品質と思っていいでしょう。

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