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自作PCガイド…11 電源の選び方

自作PC

2016/9/6 改訂

電源選びのポイント

ケースが ATX ならば ATX 規格の物を選びます。
選んだパーツの合計消費電力にプラス 100~200W 余裕を持たせたものを選びたいです。
コンデンサは可能な限り日本製の物が多く使用されている物を選びます。
必ず 80PLUS と書かれている物を選びます。

次に自分の選んだパーツの必要なピン形状が全て揃っているかどうかを確認する必要がありますが、大半は現行規格の形状に合うように作られているので心配要りません。
グラフィックカードだけは注意して確認して下さい。
6+6pin や 8+6pin のように、2本必要なカードなのに電源からは1本しか出てないとなれば後に困ることになります。

Haswell 対応電源

Haswell とは CPU のアーキテクチャ(世代を現す表記)で、Haswell の世代から電源にも対応が求められます。
アーキテクチャの詳細は こちら の記事で確認ください。

対応電源に必要とされている機能は「C6/C7ステート」という機能で、従来の IvyBridge まではスタンバイ時の待機電源が1W程だったのが、Haswell 以降では約 0.5W 前後の非常に低い電力でスリープに入ることを可能とする機能です。
この少ない電流供給を安定して供給できるかという違いです。

非対応電源でスリープに入った場合どうなるかというと、電力が足りずに電源が切れてしまいます。
OS上は強制終了と同じ扱いになるので、「正常に終了出来ませんでした」となります。

対応電源でなければ使えないのか?というとそうではありません。
スリープモードを使わない人にとってはどうでもよい機能であり、非対応電源で問題ありません。
スリープモードを使う人でも、BIOS で「C6/C7ステートを無効」にして、従来のスリープで使えば何も問題は無いでしょう。
正直なところ、CPU だけ 0.5W 下がったところで何が違うのかと言いたいところで、筆者なら無駄に高い電源は選びません。

電源選びの注意点

箱に書かれている表示を詳しくチェックします。
電源の容量には定格出力とピーク出力の2種類があり、例えば表記に 500W と表示されていても、それがピーク出力を表す場合は定格出力はいくらなのかわかりません。
定格出力が十分足りているのか確認しましょう。
安価な電源はピーク出力を表記していることが多いので注意が必要です。

グレードの表記

最近では良質の電源には 80PLUS と表記されています。
これは家庭用電源からいかに効率的に出力電圧に変換したかを示すマークです。
80PLUS ならば変換効率が 80% 以上を常に維持し続けられる電源であることを意味しています。
この変換率が悪いと無駄な電力は熱に変換され、電力が足りないだけではなく熱問題を招きます

80Plus の中で更にグレード分けされた表記が Standerd から Platinum までの5段階の評価です。

各負荷率における変換効率 負荷20% 負荷50% 負荷100%
80Plus Platinum 90% 92% 89%
80Plus Gold 87% 90% 87%
80Plus Silver 85% 88% 85%
80Plus Bronze 82% 85% 82%
80Plus Standard 80% 80% 80%

単純に Platinum であれば良いのは当たり前ですが、正直なところこの評価はあまりポイントにはなりません。
というのも一段階あがる毎に、パフォーマンス以上に値段が上がっていくのでコストパフォーマンスが悪いのです。
なので電源マニアではなくお金が余っているわけでもない筆者の場合、逆に Standard の方がコストパフォーマンスが高く良い電源と言えてしまうほどです。

この5段階のうち Standard を発売しているメーカーはほとんど無く、Platinum はどのメーカーも異常に高く電源マニアでもない限り選びません。
そうなると豊富に販売されている中間の三種から選ぶことになりますが、表を御覧頂ければお気付きかと思いますがハッキリ言って誤差です。

但し例外もあります。

電源というのは使っているうちに能力が低下していくのが当たり前のパーツなので、数ヶ月使った Gold より新品の Blonze の方が性能が良いといったレベルの僅差なのです。
なので私はこれらはおまけ程度の表記と捉え考慮していません。
全ての PC パーツに共通して言えることは、頻繁に新しいものが発売され後から出る方が同じ値段で性能が良いというのが一般的なので、良いものを長く使うよりもコストパフォーマンスの良い物を定期的に交換する方が賢いと言えます。

お勧め電源

安心して使えるメーカーで、筆者も愛用している、圧倒的なコストパフォーマンスで人気の電源を紹介します。

先ほど「但し例外もあります」と書きましたが、こちらがそうです。

オウルテック FSP AURUM92+ PT-650M 650W 80PLUS PLATINUM HASWELL対応 ATX 3年間交換保証 ケーブル脱着式

筆者が今メイン機で使っている物です。
これが無ければ上で書いたように PLATINUM はコスパの悪い買うべきではない物となるのですが、これだけは例外です。
品質でも人気があるオウルテックですが、ここのコスパの凄さはやはり他より抜けてます。
下で紹介する FSP RAIDER も素晴らしいコスパの一品なのですが、それに対して2~3千円プラスでこの PLATINUM は買えてしまうのです。
ここまで好条件でこの金額差だと、コスパにうるさい筆者でも少し上乗せして PLATINUM を買っておこうとなります。

ケーブル脱着式で、デザインもよく、クリアケースを使っている人にはプラスポイントでしょう。
使ってみた感想は、静音性に関しては筆者には無音としか言いようがありません。
本体はとても軽量で、中身はスカスカで通気性もよさそうです。
室温30度の環境で、ハイスペック要求の最新のゲームを長時間プレイしていても、排気ファンに手を当てても多少温かい風が出てくる程度で、発熱が少ないことが体感できます。
筆者は複数のPCを使っているため FSP RAIDER も使っていますが、やはりこの辺りに PLATINUM の力を感じます。
現在の価格は画像リンクから確認ください。
購入したいときに FSP RAIDER と価格差が小さければ迷わずこちらをお勧めします。

因みに筆者の購入時の価格は、「AURUM92+ PT-650M」が1万円ほど、「RAIDER RA-750S」が7千円ほどでしたので、もし5千円違うのであれば RAIDER を選んでいます。


オウルテック FSP RAIDER RA-750S 750W 80PLUS SILVER HASWELL対応 ATX 3年間交換保証

メーカーの安心度や性能面だけなら似たような候補はいくつかあるのですが、価格面を含めると筆者としてはこれ以外に選択候補はありません。
これは本当に気に入っており、とても軽くて静かで、中の構造もスカスカなので通気性が良く温度も低く、文句の付けようがありません。
過去に Amazon で二つ購入してますが、先に買った方は毎日18~24時間稼働状態で5年ほど使っていますが、未だトラブルもなく現役で動いています。
上で紹介した PLATINUM が素晴らしすぎるので二番候補とはなってしまいますが、価格差があればこちらも十分お勧めです。

650Wと750Wがあり、価格差が1000円も無いので、Silver ということもあり 750W を買っておけば間違いないかなと思うのですが、近年の CPU(Skylake 65W)とグラフィックボード(GTX1000シリーズ 120W)の消費電力が極端に下がってきたため、グラフィックカードのメーカー公式でも必要電力が 400~450W 以上と表記されていることもあり、650W でも余裕過ぎる状況ではあります。
CPUは古いモデルでもそれ程高くありませんが、グラフィックカードは700シリーズくらいまでは200~250W食うのが当たり前だったので、その場合は750Wを買いましょう。

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