スポンサーリンク

自作PCガイド…2 パソコンの買い時

2016/9/6 改訂

自作PC

私自身が初めて自作 PC に挑戦したときは、PC の構造、最低限必要なパーツ、パーツのスペック表に記されている項目の意味などは、自分で調べることにより知識は身に付いてましたが、技術の進化や現在と近い将来に実際に必要となるパーツ性能などが判断できず、無駄に高価なパーツを購入したり、買い時を見誤ったり、購入後性能を使い切ることが無かったりなど、数々の失敗や無駄を経験してきました。

やはり何事も経験が重要で、回を重ねる毎に購入後に「これで正しかった」と思える買い物が出来るようになりました。

一時的に PC が無くても生活が成り立つ人は問題とならないかもしれませんが、そうではない筆者の場合は PC が壊れてから買うのでは正しい買い時とは言えず、特に自作 PC の買い時となると見極めるのは非常に難しく長い期間を必要とします。
買い時の判断には、経済・性能・技術進化、これらがポイントになってきます。

「PCに買い時は無い、欲しいと思ったときが買い時」と言われることもありますが、全くの間違いです。
「買わなければならないときに買う」ということならそれは間違っていません。
日進月歩が絶えないPCの世界でも、得なタイミングと損なタイミングというのは存在するのです。
一年後に同じものが半額で買えても、一年使っただけで大きく型遅れになっても気にならないという人は買い時は存在しないかもしれません。

経済

PC の場合、多くのパーツは外国からの輸入なので、経済状況(為替レート)が影響し日々変動します。
日本国内で購入されるなら単純に円高のときに買えば安くてお得です。
例えば最近の大幅変動の例では、民主党政権から自民党政権に戻ったときがそうです。
1ドル80円から120円に一気に変動しました。
この短期間の間にPCパーツの値段は1.5倍に上がったのです。
一般向き範囲の最上位パーツで組んで、80円のときに大体20万と考えると、それが30万になったわけです。

性能と技術の進化

それぞれのパーツの次の大きな技術変化がいつ起こるか。
細かな性能は半年程で次々上がっていくので判断材料には向きません。
主要部品の規格が変わるときがポイントになります。

それぞれのパーツ全てを情報収集するに越した事は無いのですが、初めて自作にトライされようとしている方にとってはハードルが高いです。
もっと簡易的な判断基準としては、これまでの Windows の歴史を振り返ると、OS が新たに登場するときと、1世代前の OS のサポートが終了するときに、大きな技術変化が起こっていることが目立ちます。
最近で言えば Windows7 が発売されたときと、WindowsXP のサポートが終了の2014年です。
不評だった Windows8 を理由に大急ぎで開発された Windows10 が発売された今は、正に買い替えのタイミングとなります。

これは逆の見方もでき、つまり OS はそれぞれのパーツを機能させ、パーツと操作する人間との間を繋ぐ役割にあるわけで、パーツの規格が大きく変わるような進化があったときは、OS も進化しなければそれらを機能させることが出来ないという流れです。
つまり PC は定期的に多くのパーツが揃って進化するということになります。

PC に限った話ではないですが、どんな物でも「出始めは高い」「トラブル発生率が高い」という常識は皆さんお持ちかと思います。
PC に関してはその傾向が特に大きく、出始めの OS は安定性やセキュリティーなどで様々な不安材料を持っており、ユーザーが増えて情報が集まり対策を繰り返すことによって OS は完成していきます。
筆者はこれまで OS 乗り換え時期の目安「SP1(サービスパック)が出てから」と考えていましたが、Windows10 では最後の OS として発表され、サービスパックに代わる大型アップデートが定期的に行われることもあって、これを気にしていたらいつまでも買えなくなくなってしまうので、気にしなくてよいかと思います。

パーツに関しては規格が変わったからといって、出始めの頃にトラブルの不安を感じる必要はありませんが、規格を活かしきれる物に仕上がっているかは見極める必要があります。
規格に対応させ取り付けれるだけで、パフォーマンスには反映されていないのであれば購入するに値しません。

但し全く新しいものが世に出たときは別問題です。
最近では HDD に変わる SSD というものが出てきましたが、やはり出始めはトラブルも多く、耐久性などは当然年月が経たないとわからない部分ですし、価格の変動も大きいので様子を見る人が多かったですが、改良と品質向上とコストダウンが進むにつれて利用者が増えてきました。

2016年9月現在の各パーツの今後と買い時

約1年前と真逆で、自作PCの歴史で見ても珍しいほど、買い時の条件が揃っています。

OS
Windows10 発売後一年ほど経ち、大型アップグレードも行われたため、今が買い時です。
Windows10 は最後の OS とも言われ、今後マイクロソフトは販売戦略を変え、Windows10 を定期的に大型アップデートをし、進化させ続けるとのことなので、早く乗り換えてしまった方がいいでしょう。
メモリ
Windows10・Intel 第6世代 Skylake CPU・170チップセットマザーボード、これらが DDR4 に対応し、出揃ってから一年が経ち、価格も DDR3 が全盛期に長く続いた安定価格と同程度まで下がったので、間違いなく今が買い時です。
CPU
現行型第6世代「Skylake」が DDR4 に対応したことで、買い時と言えるでしょう。
第4世代辺りから性能面では頭打ち状態にあり、消費電力を低く抑えるモデルチェンジを繰り返していますが、i7 無印が 65W まで下がったこともあり、それもそろそろ技術的に限界だろうと思われます。
恐らくは革新的な技術が生まれ、基本設計から大きく変更されるまで、パフォーマンス・消費電力ともに大きな変更はないと思われるので、今は買い時と言えるでしょう。。
マザーボード
DDR4 メモリへの対応と、ソケットLGA1151に変わったことにより、暫くはこの規格であろうと思われるため、今は買い時と言えますが、基本的には CPU を変えるときにはセットで変える物なので、あまり考える必要はないかもしれません。
SSD
登場してからこれまで、待てば待つほど安くなる状況が続いてきましたが、半年ほど前から全く価格変動がなくなっているため、いつ買ってもよい状況と言えるでしょう。
HDD
SSD の影響が大きいパーツとなります。
これまでは PC を支えてきた主要パーツでしたが、SSD のコストダウンと大容量と耐久性アップにより、この世から消えるのはそう遠くは無いパーツとなりました。
今現在でも、PC で TV番組を録画したり、ゲームのプレイ画面をキャプチャするなど、激しい書き込み動作を行わないのであればもう HDD は必要なく、SSD だけ搭載すればよい状態です。
グラフィックカード
これまでの性能進化のペースと比べ一世代飛ばしたような大幅性能アップし、消費電力は逆に下がるという久々の大当たり GTX1000 シリーズが出て、価格も安定した状態です。
DirectX のバージョンも Windows10 と揃って 12 となり、間違いなく買い時です。
電源
近年は大規模な技術的な変化は特に見られず、価格も安定していることから、買い時は経済状況により価格が安い時になるでしょう。
BDドライブ
性能面では頭打ち状態で、価格も安定しており、買い時は経済状況により価格が安い時になるでしょう。
ブルーレイが必要ない方で安価なDVDドライブを買う方は、メーカーによってはDVDドライブの生産を終了し始めているので、急ぐ必要があります。
TVキャプチャー
PCでTVを見ないのであれば必要ないのは言うまでもありませんが、必要な方は経済状況で判断するだけです。
地デジ化後、数年は開発が進んでましたが、ここ数年間は目立った新製品などは見られず、価格も一定です。
ディスプレイ
これまでは進化し続けてきましたが、そろそろ頭打ち状態になりつつあり、基本性能はそれほど変わらず付加機能が増えている程度です。
安いときに買ってしまっていいでしょう。

以下は2015年夏の記事です。

2015年夏現在の各パーツの今後と買い時

これほど悪条件が揃ってるのも珍しいと言えるほど、全く買い時ではないです。
誰もが頼むから後1年今のPCが壊れないでくれと祈る気持ちでしょう。

OS
Windows10 発売間近ということで全く買い時ではないです。
Windows10 は最後の OS とも言われ、今後マイクロソフトの販売戦略が変わるということなので、これまでのようにサービスパックという形式を取らない可能性があります。
通常ならSP1が出た時が買い時となりますが、10に限っては発売後価格がある程度下がって安定したら購入してしまっても良いかもしれません。
メモリ
現在の主流は DDR3 という規格であり、既に DDR4 が流通し始めており、このメモリの規格変更を切っ掛けにいくつかのパーツが対応を求められるので、全体的に今は買い時でない理由となってるといっても過言ではありません。
DDR4 の普及とコストダウン次第で全てが変わってきます。
CPU
現在では「Haswell Refresh」が一般的モデルの現行モデルとなりますが、メモリは DDR3 との組み合わせとなります。
性能面では頭打ち状態にあり、今買っても問題ないのですが、恐らく次のモデルから DDR4 対応になると思われ、出来れば DDR4 対応モデルまで待ちたいところです。
マザーボード
こちらもCPUと全く同じ状況であります。
現行型の主流が DDR3 のため、いずれ DDR4 モデルへ変更となり、その際には同様に変更されたCPUのソケットも変化するかもしれません。
SSD
大容量化とコストダウンの真っ最中であり、登場してから現在まで、待てば待つほどお得になる状況が続いており、安定が見えるまではやはり待った方が得だといえるでしょう。
HDD
SSD の影響が大きいパーツとなります。
これまでは PC を支えてきた主要パーツでしたが、SSD のコストダウンと大容量と耐久性アップにより、この世から消えるのはそう遠くは無いパーツとなりました。
今現在でも、PC で TV番組を録画したり、ゲームのプレイ画面をキャプチャするなど、激しい書き込み動作を行わないのであればもう HDD は必要なく、SSD だけ搭載すればよい状態です。
グラフィックカード
他のパーツの規格に左右されること無く、半年から一年おきに一定の性能向上を続けており、価格も一定です。
グラフィックカードでポイントになるのは、対応 DirectX のバージョンとなります。
DirectX とは PC で 3Dポリゴンを動かすために必要なプログラムで、カード→ドライバ→DirectX→OS のように、間に入って重要な役割を果たすものです。
この DirectX が現行では DX11 ですが、次のモデルから DX12 になる可能性があり、買い時とは言えません。
金額面では、一般的な範囲のローエンドで2万5千~、ミドルクラスが4万~、ハイエンドが7万~、くらいになります。
性能面では、モデルが変わると新ミドルクラスが旧ハイエンドと同程度の性能、新ローエンドが旧ミドルクラスと同程度となります。
常に一定でこの法則で進化しているので、性能面での買い時は無いと言えるでしょう。
電源
近年は大規模な技術的な変化は特に見られず、価格も安定していることから、買い時は経済状況により価格が安い時になるでしょう。
BDドライブ
性能面では頭打ち状態で、価格も安定しており、買い時は経済状況により価格が安い時になるでしょう。
ブルーレイが必要ない方で安価なDVDドライブを買う方は、メーカーによってはDVDドライブの生産を終了し始めているので、急ぐ必要があります。
TVキャプチャー
PCでTVを見ないのであれば必要ないのは言うまでもありませんが、必要な方は経済状況で判断するだけです。
地デジ化後、数年は開発が進んでましたが、現在では新製品などは見られず、価格も一定です。
ディスプレイ
これまでは進化し続けてきましたが、そろそろ頭打ち状態になりつつあり、基本性能はそれほど変わらず付加機能が増えている程度です。
安いときに買ってしまっていいでしょう。
スポンサーリンク
sns1 RSS Feedly はてな Line Tweet FaceBook sns2 Follow Follow none none none none
スポンサーリンク

コメント

_____________________________________________________________________________________________________