最も自由度の高い動画編集・作成フリーソフト「AviUtl」

最も自由度の高い動画編集・作成フリーソフト「AviUtl」

動画を自由自在に編集でき、プラグインで拡張性もある動画編集・作成フリーソフト。
対応OS:Windows XP/Vista/7/8 日本語対応
筆者環境で Windows 10 64bit の動作確認済み。
開発:日本・KENくん


主に Youtube やニコニコ動画に動画をアップロードする人が使い込むことになるフリーソフトです。
他のソフトでも多少の加工や切り取り編集などして変換後アップロードすることは可能ですが、自分好みに編集して高画質でエンコードしアップロードしたいという人は AviUtl 無しでは無理です。

最も自由度の高い動画編集・作成フリーソフト「AviUtl」

正直言いまして何でも出来て高性能であるが故に難易度は高いです。
適当に使って目的が果たせるような甘いソフトではありません。
動画作成が好きで動画編集に際はあらゆる設定項目を自分好みに設定するような人でなければ、向いていないというか使いこなせないでしょう。

簡単な動画編集が目的でこのページに辿り着いた方は、他にもいくつか難易度が低い動画編集フリーソフトを紹介してますので、これらで目的が果たせるのであれば先に試すことをおすすめします。

AviUtl を使うための PC の準備

AviUtl や各種プラグインを使うためには、コーデックやランタイムといったものを事前に揃える必要があります。

コーデックやスプリッターの準備

AviUtl を使うためには最低限 H264 MP4 の再生ができる環境が必要です。
作成した動画を見れないのではどうにもならないからです。
プレイヤーの MPC-BE を入手するか、PC にコーデックやスプリッターを入れていしまい更に万全にするかの二択となります。 Windows10 では初期状態から MP4 は再生できるので問題ありません。

MPC-BE についてはこちら↓の記事をご覧下さい。

全ての動画ファイルを最も簡単に再生するフリーソフト「MPC-BE(Media Player Classic)」

コーデックやスプリッターについてはこちら↓の記事をご覧下さい。

PC で全ての動画・音声を再生できるコーデックの準備

Microsoft .NET Framework の確認

AviUtl は実質本体だけで機能するものではなく、関連した必要最低限のプラグインなどを揃えて使えるようになります。
それらを動かすためには大半が「Microsoft .NET Framework 4.0」以上を必要とします。
.NET Framework とは Windows に最初から入っているもので、AviUtl に限らずあらゆるソフトで必要とされます。OS によって初期のバージョンが違うので、アップデートされていない場合は問題が発生する場合があります。
現代の Windows10 をお使いの方は特に気にする必要はありませんが、トラブルがあったときなどは.NET Framework の確認をしてしてください。

.NET Framework がわからない方はこちら↓の記事をご覧ください。
Windows10 環境での Microsoft .NET Framework インストール状況

Visual Studio 〇〇〇 Visual C++ の確認

.NET Framework と同様に、Visual C++ というランタイムを必要とするものもあります。
これは最新のものを一つインストールしておけばよいというものではないので、本来はそれぞれのプラグインの Readme を読んで必要な物を「マイクロソフトダウンロードセンター」からダウンロードしてインストールします。
Visual C++ runtime は OS が 64bit でもソフトが 32bit であれば Visual C++ も 32bit 物が必要になります。一般的にはどちらでも対応できるように、64 と 32 を両方入れておきます。
Readme を全部読むのが苦手な方はとりあえず必要な物を全部入れてから使ってみて、エラーが出たらその警告文に従って必要な物を探して入れても良いですが、警告文に不足しているランタイム名が必ず表示される保証は無く、いきなりエラー落ちというパターンもあるので、そういう場合は素人ほど原因特定に苦労します。

色々なゲームやソフトをインストールしている環境ではいつの間にか全種類備わっていたりするのですが、アプリをアンインストールするときに使う「アプリと機能」や「プログラムと機能」を開いて自分のPCの状態を見てみるとよいでしょう。
2005、2008、2010、2012、2013、2015 などが大量に並んでいると思いますが、同じ年のものがバージョン違いで何個もあってもそれは正常なので削除したりしないようにしましょう。
少なくとも AviUtl の主要部分である x264guiEx で「Visual Studio 2015 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ 32bit版(x86版)」が必要なので、これが入ってない人は躓くと思います。

Microsoft Visual C++ がわからない方はこちら↓の記事をご覧ください。
Microsoft Visual C++ 基礎知識と最終バージョンのダウンロード 2005~2017

AviUtl の入手とインストール

「AviUtl 本体」と「拡張編集 Plugin」を入手してください。
AviUtl はインストールは必要ありません。
解凍して出来たファイルを任意の場所に移動するだけです。
拡張編集 Plugin は解凍してできた全てのファイルを aviutl.exe と同じフォルダか「plugins」フォルダ内に移動するだけです。
AviUtl では後から色々なフィルタを導入します。それらは削除することもあることから管理しやすいように plugins フォルダに入れていくことをお勧めしますが、この拡張編集 Plugin のような主要で必須の物は aviutl.exe と同じフォルダに置いておくことをお勧めします。

AviUtl 公式サイト
http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/

動画ファイルを読み込むための準備

動画を作成するにあたっては、まず最初に撮影したファイルを AviUtl に読み込ませることから始まります。
読み込ませるファイル形式には様々な物があるので、最低限代表的なファイル形式は全て扱えるように準備しておきます。

プラグインの多くは古くからあるもので、公式サイトが存在しない物、作者が不明な物、二次配布サイトにしか残ってない物などが多く、可能な限り個別にリンクを張っていますがいつリンク切れになっても不思議はないところが多いので、明確に二次配布禁止になっていない物は当サイトのバックアップドライブの「Aviutl」フォルダ内に置いてあります。
全ファイル調べましたが、無くては困るファイルの中に二次配布禁止の物は無かったのでご安心ください。

当サイトのバックアップドライブ
https://drive.google.com/drive/folders/1qAEwtz3vYIXdaoT-uIc67c_3zjOutJvQ

DirectShow File Reader プラグイン for AviUtl

まず基本となる読み込みプラグインがこちらで、DirectShow 経由で大半のファイルを読み込むことができるようになります。
以下の公式から「ds_input026a.lzh」をダウンロードします。
開発者:ぽむ
https://videoinfo.tenchi.ne.jp/?DirectShow%20File%20Reader%20%A5%D7%A5%E9%A5%B0%A5%A4%A5%F3%20for%20AviUtl

「ds_input026a.lzh」をダウンロードして解凍したら「ds_input.aui」と「ds_input.ini」を AviUtl.exe がある階層に移動。

L-SMASH Works

こちらも DirectShow File Reader と同様に多くのファイル形式を読み込み可能とするものですが、DirectShow File Reader で正常に読み込めないときにこちらを使って読み込んでみるといった使い方をされます。
公式は以下のブログで、下段のリンクは L-SMASH Works のページです。
開発者:RePOPn
http://pop.4-bit.jp/
http://pop.4-bit.jp/?page_id=7929

L-SMASH Works の最新版を選択しダウンロードします。
色々と必要な物を自動でインストールしてくれるインストール版がありますが、それぞれ公式から内容を理解したうえで個別に入れた方がいいと思うので、手動版をダウンロードすることをお勧めします。
解凍してできたファイルのうち以下の4つだけを AviUtl.exe がある階層に移動。

lwcolor.auc
lwdumper.auf
lwinput.aui
lwmuxer.auf

MP4Plugin

上で説明した二つのプラグインに加えて、MP4 専用のこちらも入れておきましょう。
このプラグインは MP4 ファイルの読み込みに強いだけではなく出力も備えており、無劣化カット編集(再エンコードしない)の用途でも使います。
ただ出力に関しては以前は正常なファイルであれば確実に使えていたのですが、2010年を最後に更新されていないためもあって最近の MP4 は出力に失敗することも多いです。特に MP4 Version2 は確実に出力に失敗します。
解凍してできたファイルのうち「mp4export.auf」と「mp4input.aui」を aviutl.exe と同じフォルダに移動するだけです。

公式サイトは存在しません。
当サイトのバックアップドライブからダウンロードして下さい。
ファイル名:MP4Plugin_20100306.zip
https://drive.google.com/drive/folders/1qAEwtz3vYIXdaoT-uIc67c_3zjOutJvQ

lameACM

MP3 の音質を大幅に向上させるために必要です。
Windows 標準では、
最大 56Kbps 24000Hz までの MP3 しか扱えませんが、lameACM を導入することで、
最大 320Kbps 48000Hz まで扱えるようになります。
大きな差が出るのは低音と高音で、ノートPCのスピーカーなどでは差はわからないのは当然として、まともな環境にある人が聞き比べれば圧倒的な差になります。

公式サイトはこちらになりますが、
http://www.rarewares.org/mp3-lame-dshow-acm.php
ダウンロードしてみるとわかりますが、更新が2012で終わっていることもあり、inf ファイルを使ってインストールが必要なタイプなのですが、その肝心な inf ファイルの中身が Windows7 の内容となっており、そのまま Windows10 64bit で使ってもインストールに失敗します。
inf の内容を Windows10 64bit のレジストリに合わせて変更して使うことでインストール可能になるのですが、その説明を書くと長くなってしまうので、こちらでバッチファイルを作成して同封してあるので、当サイトのバックアップドライブからダウンロードして下さい。

当サイトのバックアップドライブ
ファイル名:lameACM-3.99.5.zip
https://drive.google.com/drive/folders/1qAEwtz3vYIXdaoT-uIc67c_3zjOutJvQ

ダウンロードしたファイルを解凍すると5つのファイルがあります。
C:\Software\lame\
となるようにフォルダを作成し、lame フォルダの中に5つのファイルを全て移動して下さい。
「LameACM-Install64.bat」を右クリックし「管理者として実行」します。
一瞬コマンドプロントが開くと思いますが、それでインストール完了です。
失敗だった場合は警告ウィンドウが出ます。

もしインストールフォルダが気に入らないのであれば、ファイルの設置場所を変えてバッチファイルの中身もそれに合わせて書き換えれば問題ないです。
ただ Windows10 では元々ある Program フォルダ類にサードパーティのソフトを入れると、セキュリティ関連で管理者権限絡みのトラブルを引き起こすだけなので、マイクロソフト製以外は全てオリジナルフォルダに入れる習慣をつけることを強くおすすめしますよ。

Mpeg2 プラグイン

恐らくこの時点で既に全てのファイル形式が読み込めるようになってると思いますが、Mpeg 系で読み込めない物があった場合はこのプラグインを入れると読み込める場合もあります。
ネットの動画で Mpeg2 配信しているようなサイトはありませんが、TV・ビデオカメラ・DVD・BD などの映像は全て基本は Mpeg です。

Mpeg2 プラグイン 公式サイト
http://www.marumo.ne.jp/mpeg2/

m2v_vfp-0.7.8.lzh」をダウンロードして解凍し、必要な物だけ移動します。
必要なのは「m2vconf.exe」「m2v.vfp」の2つだけで、そのうち m2v.vfp は m2v.aui とリネームしてから AviUtl.exe がある階層に移動し完了。

「ファイルの読み込みに失敗しました。」と警告が出た場合

基本的にこれで全てのファイルを読み込めるはずですが、後で説明しますが AviUtl には「入力プラグインの優先度の設定」というのがあり、その順番次第で読み込めない場合もあります。
読み込めなかったときはまずその設定を疑い、それでもだめだった場合はコーデックを疑うことになりますが、その前に意外な落とし穴があります。

読み込んだ時に特に警告もなく真っ黒のままなどのケースではコーデック不足が最も疑われます。
「ファイルの読み込みに失敗しました。」という警告ダイアログが出る場合は、大抵はファイル名に特殊文字が含まれていることが原因で読み込めてないケースが多いです。

キャプチャソフトで撮影した動画には自動でファイル名が付けられますが、大抵は撮影日時などです。
Windows10 標準搭載の Game DVR でゲームの撮影を行うと、ゲーム名の後ろに「®」などが付けられ、この文字を削除しないと AviUtl に読み込むことができません。
目につく記号が無かったとしても、ただのスペースだと思っていたものが TAB だったという場合もあるので、警告が出たらとにかくファイル名を一旦全部消して自分で適当な名前を入力してみましょう。

H264 MP4 でエンコードするための準備

読み込みの準備が整ったら次は出力の準備となりますが、現在主流の MP4 ファイルの出力のための準備なので、 MP4 は使わず AVI しか使わないという人にはこの項は関係の無い説明です。

x264.exe の入手

動画ファイルを H264 MP4 で出力するために必須です。
PC環境にあった 32bit か 64bit のいずれかをダウンロード。
ダウンロードした(例:x264-r2935-545de2f.exe など)ファイルをそのまま aviutl.exe を置いたフォルダ内に移動するだけです。
問題があった場合は旧バージョンや 32bit バージョンを試します。

公式サイトはこちら↓だと思います。
開発者:不明
http://www.videolan.org/developers/x264.html
今回必要な x264.exe だけのダウンロードリンクが解りにくいので、直接リンクはこちらです。
https://download.videolan.org/pub/videolan/x264/binaries/

バージョンアップの度に AviUtl のパス設定が面倒であればパスの指定を x264.exe にしておいて、ファイル名を「x264.exe」にリネームしてから配置するといいです。

拡張 x264 出力(GUI) Ex の入手

動画ファイルを H264 MP4 で出力する際に、様々な設定を行なうために必須です。
公式サイトはこちら↓のブログのようです。
開発者:rigaya
https://rigaya34589.blog.fc2.com/
このサイトにあるダウンロードリンクの先がこちら↓です。
https://onedrive.live.com/?authkey=%21AGLZZn--rxiMJ0g&id=6BDD4375AC8933C6%21393&cid=6BDD4375AC8933C6

「x264guiEx_?.??.zip」をダウンロードし、解凍したら「auo」フォルダ内の以下の必要な物だけを AviUtl.exe がある階層に移動。

x264guiEx.auo
x264guiEx.ini
x264guiEx_stg(フォルダごと)

L-SMASH の入手

先程入手した L-SMASH Works とは別の物です。
以下のリンクから「L-SMASH latest.zip」をダウンロードして解凍したら、4つの EXE ファイルを AviUtl.exe がある階層に移動し完了。
https://drive.google.com/drive/folders/0BzA4dIFteM2dcXg5SVhoVFFOckE

MP4BOX の入手

MP4 出力の際に使うファイル。
至るところで配布されていたり、エンコード関連のフリーソフトのフォルダに入っていたりします。
公式サイトが何処なのか確信が持てなかったので、色々なサイトを見て回ったのですが、一番公式扱いされているのが↓ここのようですが、
https://gpac.wp.imt.fr/downloads/
ここ↓が公式サイトとして紹介されてるサイトも多いです。
http://www.videohelp.com/tools/MP4Box
いずれにしても「GPAC」という物をインストールすることで、その一部として「MP4Box.exe」がインストールされるという物なのですが、今回必要なのは「MP4Box.exe」だけで、その MP4Box.exe も設定の利便性から AviUtl のフォルダに入れたいところです。

更にできれば余計なものまでインストールしたくないという人が大半なので、そうなるとこの GPAC のセットアップファイルから MP4Box.exe だけを抜き取ることになります。
抜き取った MP4Box.exe を AviUtl.exe がある階層に移動すればOKです。

EXE ファイルからファイルを抜き取るスキルが無い人は、当サイトのバックアップドライブからダウンロードして下さい。
因みに置いてあるファイルは 64bit 版です。

Nero Digital Audio を入手

音声出力のために必須のファイル。
http://www.nero.com/jpn/company/about-nero/nero-aac-codec.php
開いたページの「エンドユーザー使用許諾条項」の下に「同意」ボタンがあるので押すと、メールアドレス入力欄が現れるので、フリーアドレスなどを入力してダウンロードを押す。

解凍したフォルダの中で必要なのは「neroAacEnc.exe」のみなので、ファイルを AviUtl.exe がある階層に移動。

公式サイトのデザイン変更に伴いフリーコーデックの配布ページが無くなったようで、他サイトでは他の Nero 製フリーソフトをインストールしてそこから neroAacEnc.exe をコピーする方法が紹介されてますが、読者に余計な物をインストールさせることに抵抗のある筆者としては…困りましたね。
後は言わなくても大丈夫ですよね。

AviUtl の設定

まず最初に各種実行ファイルのパスを指定します。
図のように進んで拡張 x264 の設定画面を開いて下さい。

最も自由度の高い動画編集・作成フリーソフト「AviUtl」

次にベースとするプロファイルを選択します。
Youtube にアップロードするのであれば「Youtube」を選択すると良いでしょう。
これをベースにオリジナルの詳細設定を行い新しく保存する流れです。

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5箇所それぞれに実行ファイルのパスを指定し新規保存でオリジナルのプロファイルとします。
「neroAacEnc.exe」「x264.exe」「muxer.exe」「remuxer.exe」「timelineeditor.exe」

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次に図のように進んでシステム設定を開きます。

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  • 最大画像サイズと最大フレーム数をこの程度まで上げておきます。
    これが低い設定だとサイズの大きい動画や長い動画は作れません。
  • これはお好みによりますが、拡張編集を使いまくる人はここにチェックを付けると物凄く作業がしやすくなります。
  • ここの設定はパフォーマンスに大きく関係する重要な項目で、設定方法も特殊です。
    AviUtl は古いソフトであるためメモリを 2GB までしか使ってくれません。これをチェックすることでメモリを 4GB まで使用するようになり、パフォーマンスが大幅に上がります。
    これをチェックしていなければ高ビットレートや 4K 動画の出力はできません。
    この設定を変更するためには、AviUtl 本体を右クリックして「管理者として実行する」を選択して起動する必要があります。
    設定変更後も AviUtl を再起動しますが、変更のときだけ管理者権限で実行すれば良いので、その後の使用は普通に起動して問題ありません。

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入力プラグインの優先度設定は上に配置するほど優先されます。
自分なりに安定した順序を見つけていくものですが、基本的には筆者の設定をベースにされるのをお勧めします。
映像や音声が読み込めない動画があった場合にはそのときだけ順序を変えます。
「DirectShow」か「L-Smash」どちらかを一番上に上げて試すと、読み込めない動画はほぼ無いでしょう。
この両方を最上位にしても読み込めない動画ファイルの場合は、ファイルの破損が疑わしいです。

次は編集の際にフィルタをかける順序を決めるものですが、例えば映像をぼかしてからシャープにするのと、シャープにしてからぼかすのでは違う結果になります。
特に映像全体の画面の大きさと上下削るといった作業両方行なうのであれば、順序によっては全く違う映像になります。
導入してるプラグインがここに表示されるので、リストの状態は人によって異なります。
とりあえずは筆者の設定をベースにでもして、自分の編集スタイルに合わせてアレンジしてみて下さい。

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AviUtl では初期設定で MP4 出力を行うと元の映像より色が濃くなる場合があります。
色変換が関係して起こるのですが、デフォルトでは入力も出力も自動に設定されていて、基本的にこのままで構いません。
もし色が濃くなってしまう場合は、HD720 以上の動画であれば「BT709」、SD 動画であれば「BT601」に変更します。
入力した時点ですでに色が変わるのであれば入力側を設定します。
出力したファイルやアップロードした後に色が変わるのであれば出力側を設定します。
拡張x264 などでプラグイン出力するのであればそちらの設定変更も必要です。

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次はインターレースに関した設定です。
インターレースとは簡単に言うと、TVの映像などは位置がずれた二枚のギザギザの画像を交互に映すことにより、輪郭をなめらかに見せ動きをスムーズにするという技術を使っています。
家庭用のビデオカメラなども設定次第ではその様になっています。
これが PC やネットの世界では全く一般的ではなく、対応していない端末で見たときにギザギザでまともに見れない映像となってしまうのです。

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これをインターレースを使ってない映像に変更するのがインターレース解除なのですが、気をつけなければならないことがあります。
インターレースがかかってない映像に対してインターレース解除行なった場合、インターレースをかけたのに等しいギザギザの映像となってしまうのです。
なので普段は「なし」に設定しておき、必要な時だけ「自動」を選択し使うようにします。

実は先日筆者も大ミスをやらかしまして、ビデオカメラの映像をエンコードした際に「自動」に設定し、そのまま戻し忘れて不必要なエンコードの際に自動のままやってしまいました。
ゲームのプレイを録画してエンコードしてアップロードした物なのですが、全く同じ設定でエンコードして、インターレースの設定をミスしたものと正しい物があるので見比べてみて下さい。
一目瞭然で一方の動画の方が汚いことに気付かれるかと思います。
※サバイバルホラーゲームのバイオハザード5のプレイ動画なので、そういったゲームが苦手な方は観ないようにお願いします。

設定ミスの動画

正常設定の動画

AviUtl の使い方

とにかく色々試して使い慣れて下さいといった感じですが、簡単な説明だけ書いておきます。

最も自由度の高い動画編集・作成フリーソフト「AviUtl」

  • メインウィンドウに映像ファイルをドラッグし読み込みます。
    このとき再生ウィンドウで、音声が読み込めているか、映像が乱れていないか、インターレースの有無はどうかを必ず確認して下さい。
    問題があった場合は入力プラグインの優先度を変更して再読み込みします。
  • シークバーです、ドラッグで動かします。
  • シークバーでは出来ない1フレームの微調整などを行ないます。
  • 切り取りや削除を行なう際の始点と終点を決めます。
  • メインウィンドウを右クリックすることにより編集メニューが現れます。
  • 全体的に加工を加える際にチェックボックスをONにし、設定から調整します。
  • 保存する際はプラグイン出力から x264 出力を選択し、ビデオ出力からプロファイルの確認をします。
    ファイル名を入力して保存を押すとエンコードが始まります。
  • バッチ出力というのは、複数のエンコード作業を予約してまとめて出力するときに使います。
    保存の変わりにバッチ登録を選択し、一旦全て閉じて次の新しい作業を終わらせ更にバッチ登録します。
    全て終わったらバッチ出力を選択すると順番にエンコードが始まります。
    寝てる間に複数のエンコードをやっておくといった使い方です。

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