NVIDIA グラフィックボード搭載 PC でフリーズ・強制再起動が出たら最初に試す「PhysX 構成の設定」

PhysX

Windows10 PC でフリーズや強制再起動が発生した場合、NVIDIA グラフィックボード搭載 PC の場合は原因特定の際に意外な落とし穴があります。
通常はエラー・ブルースクリーン・強制再起動・フリーズ・プチフリーズなどが発生した場合は、パーツの寿命・ディスプレイドライバの不具合・電源の電力不足・パーツの熱暴走・接触不良・OS の深刻なレベルのトラブルなど、深刻な原因ばかりが思い当たると思います。
これを解決しようと思えば、最初はディスプレイドライバの再インストール、それでもだめなら OS の再インストール、それでもだめならメーカー PC なら修理に出し、自作 PC なら怪しいパーツから順に交換していくことになります。
どれも手間やお金のかかる大掛かりな対処となります。

NVIDIA GeForce 搭載 PC を使用されてる方は、これらの大掛かりな対処の前に是非試して頂きたいのが「PhysX 構成の設定」です。
古いドライバなら正常なのに最新ドライバに変えたら逆に深刻なトラブルが出る人や、GTX900 アーキテクチャ Maxwell 以降の新しいグラフィックボードの人こそこれが原因の可能性が高いです。

設定は簡単で、NVIDIA コントロールパネルを開き、「Surround、PhysX の設定」を開きます。
PhysX の設定のプロセッサところが初期設定では「自動選択(推奨)」になっていますが、困ったことにこの推奨設定で深刻なエラーが出ることが多いです。
筆者の発想では何故自動選択が推奨なのか全く理解できません。
この項目をお使いのグラフィックボード名に変更して様子を見てみましょう。
NVIDIA コントロールパネルは「適用」ボタンがわかりにくい場所にあるので忘れずに押しましょう。
大多数の人がこれだけで改善されるはずです。
逆に言えばデフォルトで自動選択なのだからトラブルを抱える人の数は膨大だと思われます。

PhysX の設定

PhysX 構成の設定が原因の人が最初から Nvidia を疑ってこの記事を目にしてくれると良いのですが、これが原因なのに Windows10 の再インストールとか PC 本体の組みなおしとか繰り返してる人が居るかもしれないと思うと恐ろしくなりますね。
強制終了で Windows10 を疑う人は少ないと思うので、グラフィックボードかメモリから調べ始めればそう遠くなく答えに辿り着けるかとは思いますが、症状の出方がフリーズや強制再起動という深刻なこともあり、グラフィックドライバを飛ばしてパーツ本体から疑ってしまう人は多いような気がします。

もしプチフリ程度の症状とかカクカクするということであれば、ウィンドウ設定関連や DirectX の仕様変更関連でトラブルを抱えてる可能性を疑うのも必要です。

マイクロソフトは DirectX 12 時代になってから 9.0C の仕様を変更するというとんでもないことをしてくれてます。
これが原因で古いゲームでまともに動かないタイトルが多いであろうことが想定できます。
これに関してもディスプレイドライバを疑ってしまうと解決に辿り着けないかと思います。

Windows10 環境での DirectX インストール状況と 9.0C 対応方法

意外とフルスクリーンではトラブルが出てウィンドウモードでは問題が起こらないゲームも多いです。
一昔前の常識ではフルスクリーンこそが最も快適でトラブルフリーという解釈が一般的でしたが、最近のゲームで特にボーダレスウィンドウが増えてきた現代ではフルスクリーンが必ずしも安定するとは限りません。
これは Windows の変化によるところが大きく、デフォルトがボーダレスウィンドウのタイトルも多いですし、Windows10 ストアのタイトルのようにフルスクリーンが存在しない物も増えています。
こちらはゲーム関連の別サイトの方で書いた記事です。

垂直同期の設定とテアリングや遅延の対策

コメント