マウスの誤動作によるダブルクリックを防止するフリーソフト「マウスチャタリングキャンセラ」

マウスチャタリングキャンセラ

「マウスチャタリングキャンセラ」はチャタリングによるマウスの誤動作によるダブルクリックや予期せぬスクロールを防止できるフリーソフトです。
対応OS:Windows Vista/7/8/10
開発:日本・星山 等


チャタリングとはマウスの物理的な誤作動により、実際の操作と違った信号が送信されることを指します。
例外として、OSに複数のマウスドライバが競合しているなどのトラブルの場合もありますがここでは除外します。

  • マウスを一回クリックしたのにダブルクリックと認識される。
  • ドラッグが途中で離れてしまう。
  • ドラッグして複数選択などする際に離すときに同時にクリックが発生し、選択範囲が無効になる。

主にこれらの動作に悩まされる方におすすめしたいフリーソフトです。
今回紹介するソフトの機能に含まれることもあり、ここでは「スクロールホイールが意図しない方向へ上下する」という誤作動も含めてチャタリングとして説明します。

まず最初に、マウスは消耗品でありどうにもならないレベルでスイッチが劣化したり、フレームが歪んだり、ホイールが劣化したものは、その原因を修理しなければなりません。
比較的新しいマウスでも発生するチャタリングに対して非常に有効なソフトとして紹介します。

マウスチャタリングキャンセラを試す前に

チャタリングの原因は物理的な劣化と言いましたが、もう一つ静電気によるものもあります。
先に静電気の対策を試してみましょう。
やることは静電気を飛ばすことです。
ワイヤレスマウスであれば電池を外します。
USBマウスであればUSBを抜きます。
その状態でクリック動作を20~30回行い元に戻します。
これで治った場合は静電気が原因だったということなので、再びチャタリングが発生するようであれば同様の対策を行います。
しかし静電気が原因だったとしても、その頻度が余りにも多いのであれば、ソフトを導入してしまった方がいいでしょう。

マウスチャタリングキャンセラの使い方

使い方や設定はとても簡単で、ワンクリックがダブルクリックと認識されて困っているのであれば、クリックを離す動作後にクリックを認識させない時間指定をするだけです。
「ChatteringCanceler.exe」を実行後、タスクバーにアイコンが表示されるので、右クリック>設定、で以下の画面を開きます。

マウスチャタリングキャンセラ

  1. 設定しないボタンは「監視無し」に設定し、対象のボタンは「Down-Up 閾値」を選択します。
  2. mSec値は、デフォルトで40ですが、改善しないようであれば10ずつ増やしていきます。
    逆に日頃行うクリック連打やダブルクリックの二回目以降が認識しないようであれば数値を下げていきます。
  3. スクロールホイールが上下に暴れるのであれば、こちらを調整します。

マウスチャタリングキャンセラは、インストール不要でレジストリも使用しません。
任意のフォルダに解党し、「ChatteringCanceler.exe」を実行するだけですが、スタートアップ登録は自分で行う必要があります。
筆者の経験上、Windows10 ではマウスチャタリングキャンセラは管理者権限で実行した方が動作が安定します。
筆者はスタートアップで管理者権限で実行しています。
Windows10 でスタートアップを管理者権限で実行する手順はこちら↓の記事をご覧下さい。

Windows10 のスタートアップ起動を管理者として実行する方法

マウスチャタリングキャンセラ 公式サイト
作者さんの日常ブログの中の一部のページが公式という扱いです。
http://53900680.at.webry.info/

公式ブログが解り辛く辿り着けなかった人のために当サイトのバックアップドライブにも置いておきます。
ファイル名:ChatteringCanceler2.1a.zip
ファイル名:ChatteringCanceler2.2.b2.zip
この二つのバージョンは色々と変更点が多いため、自分の環境にあった安定する方を選びましょう。
https://drive.google.com/drive/folders/1qAEwtz3vYIXdaoT-uIc67c_3zjOutJvQ

このソフトでも改善せずマウスを自力で修理する場合

スクロールホイールに関しては内部構造を簡単に言えば歯車のような部品が使われていて、それが劣化により削れていくのが原因でありますが、作りが甘いメーカーなどでは両サイドの抑え込みが甘くて削れていないのに滑ってしまうケースもあります。
メーカー保証対象外で自己責任ですが、筆者は劣化したホイールは分解し、両サイドの鉄板部品をペンチで軽く抑え込んでやって治したりしています。
強く抑えながら回すと認識するのに、軽くのせて回すと空回りするような場合は大抵これで治ります。

クリックのスイッチの劣化や、フレーム側の接点部分のプラスチックの削れからくる接点不良は、フレーム側であれば、接点が必要な分押される前に他の部分がぶつかってしまい十分に押せてないのが原因なわけですから、削れた部分にテープでも貼ってやれば十分に押せるようになります。

スイッチ内部の劣化であれば普通はお手上げといったところですが、筆者はスイッチも分解して直します。
スイッチは大抵二つの爪でカバーがかかっており開けることができます(そうじゃないなら無理です)。
中には複雑な形をした鉄板が一枚入っているだけで、弾力を活かしてスイッチの動作をしている感じなので、その鉄板を調整したり接点を磨いたりします。
同じマウスを使い続けるのをおすすめする理由はここで、その場合古いマウスから部品を移植すればいいですし、大抵左クリックが先にへたるので右クリックから移植すればよいです。
筆者はその要領でマウスを3つ買えば軽く10個分は使っています。

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