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全ての動画・音声を再生できるPCへ

※2017/12/12 Windows10 向けに記事を大幅改定しました。

まずはじめに、PCを使いこなす上で大半の方が遭遇し最も手間がかかるのが、動画・映像・画像・音声ファイルの表示や再生環境の構築です。
そのため当記事は可能な限り万人向けに解決に至ることを目指す記事であるため、大変長く説明が細かい内容となっております。
本気で解決したいのであれば、休みで時間がある日にじっくりと時間をかけて解決されることをお勧めします。

対策の前に二つの確認

この記事をご覧になっている方は、表示や再生にトラブルを抱えて、その解決策を探している方でしょう。
基本的に正常なPCであれば、この世に再生できないファイルは無く、正しく解決すれば必ず再生できます。
ですが例外が二つだけあります
ファイルが壊れている場合と、PCが壊れているか性能が不足している場合です。

ファイルの破損の確認に関しては後に記載します。
PCスペックに関しては、特にノートPCでの動画再生などで起こりうる話なのですが、基本的に2017年現在の動画ファイルでは、Windows7の頃のノートPC以降の性能があれば、2k 映像までなら再生出来て当たり前かと思います。
それ以上の 4k 映像とかになってくると、古いノートPCでは性能が追い付かない場合が出てきます。
XP Vista 時代のPCではノートでもデスクトップでも難しいでしょう。
4k 映像などを再生するとフリーズやシャットダウンしても不思議はありません。
Windows8~10時代のPCであれば、余程安価な特殊なPCでもない限りは、どのようなファイルも再生出来て当たり前かと思います。

本格的な解決を望まず簡単に再生を望む人。
ファイルの破損を確認する方法。

Windows に標準搭載の Media Player で全てのファイルの再生を望んだり、独自でコーデックを内蔵しない動画編集ソフトなどを使いたいということであれば、この後説明するPCの環境づくりが必要になりますが、PCが苦手な方への救済処置として環境作りをしなくても容易に全てのファイルが再生出来てしまうフリーソフトを紹介します。

「MPC-HC」というフリーソフトでポータブル型もあり、これから説明する競合問題にも影響しないため、ファイルの破損を確認のためにも役に立つので、この記事を読んでいる方はとりあえず入手だけはしておきましょう。

別の記事で「MPC-HC」を紹介してるので、必要な方はこちら↓をご覧下さい。
https://helpsupport.blog.fc2.com/blog-entry-149.html


ここから先は、Windows に標準搭載の Media Player で全てのファイルの再生できるPC環境を構築するための解説となります。

PCで扱える動画の種類には膨大な種類があります。
ですがPCで扱えない動画ファイルは存在しないとも言えます。
PCで各種メディアを楽しみたいのであれば、一度気合を入れて勉強・解決することをお勧めします。

動画ファイルの基礎と種類

まず基礎知識として動画ファイルの種類や PC での動画再生の仕組みを説明します、必要無い方は次の項へ飛んで下さい。

動画ファイルには様々な種類があり、Windows の設定がファイルの拡張子を表示する状態になっていれば「abc.avi」のようにファイル形式が表示されます。
この avi などをコンテナと呼び、代表的な種類としては、avi・wmv・mpg・flv・mp4 などがあります。
初期状態の Windows で再生できる種類は少なく Windows XP では wmv だけだった程です。
Windows10 でも初期状態では極一部の形式しか再生できませんが、これはコーデックのライセンスの問題などで、初期状態で組み込むことはできないからです。

このコンテナの中に入っている映像ファイルと音声ファイルにも様々な種類があり、それらをコーデックと呼びます
全種類のコンテナとそれに対応した全コーデックとなると、とてつもない種類となります。

PCで動画ファイルを見れるようにするということは、コーデックに対応させ、コンテナの拡張子をソフトに関連付けすることになります。
例えば全く同じ「映像 H264・音声 Mpeg4」の AVI と MP4 が存在します。
この AVI と MP4 を再生するには、H264 と Mpeg4 のコーデックがPCに入っていれば良いわけです。

そして更にもう一つ必要となるのはスプリッターです。
これは映像ファイルと音声ファイルを分離するための物であり、再生に必要である他にエクスプローラー上でのサムネイル表示(縮小表示)に必要となります。
コーデックとスプリッターを揃えて Windows Media Player にファイルを関連付けすれば、どのような動画ファイルでも再生できます。

余計なコーデックやプレイヤーを削除する

後で紹介するコーデックパックを入れる前に、PC の環境整備的な話となります、必要の無い方は次の項に飛んで下さい。

PC のコーデックを準備する上で重要なのは、余計な物を入れて競合させないことです。
Windows 初期から入っている動画関連のソフトは Windows Media Player とストアアプリの動画再生ソフトだけです。
例外としてコーデックとは少し異なりますが、ネットで Flash 動画を見るための Adobe Flash Player は必要なので、入っていて問題ありません。

唯一別途入れても良いプレイヤーは、上でも紹介した「MPC-HC」のみです。
これは機能が豊富というわけではなく、逆に Windows Media Player よりもシンプルで軽く、インストール不要で競合の心配がないのが理由です。

自作 PC ではなくメーカー製の PC をお使いの方は、PC 購入時の状態でも PC 内はゴミの山です。
特に大手メーカーの PC となると余計なプログラムがテンコ盛り状態です。
正直なところ自作 PC じゃない人は購入後真っ先にリカバリし、OS と必要なドライバ類だけを入れた状態に正常化し、後から必要なアプリを個別で選別して導入した方が良いかと思います。

余計なプログラムを何故削除するかというと、それらの中にはコーデックも含まれているからです。
他には後から機器を接続する際に、よくわからずにドライバとセットで付属ソフトを入れてしまうこともあります。
例えば、スマートフォン管理ソフト、動画やビデオカメラ編集ソフト、TVチューナー内蔵であれば録画ソフトや編集ソフト、ipod や Walkman の外部メディア接続ソフト、デジカメでさえ送付ソフトに動画コーデックが含まれていたりします。

PC に詳しくない人ほどやってしまうミスが、見れない動画ファイルを見るために必要の無いプレイヤーを導入してしまうことです。
代表的な2種は Real PlayerQuickTime Player です。
それぞれ専用のファイル形式を再生するためだけにインストールを求められたことかと思います。
どちらも筆者に言わせれば不必要にトラブルのリスクを高めるものでしかありません。

そこから少し知識が付いてきたところで、自分で調べて導入してしまいがちなのが、GOM PlayerDivX のプレイヤーなどで、これらも全く必要ありません。

特に GOM Player に関しては、ネットの書き込みなどで絶賛する者が居たりと、そこら中に罠が仕掛けられています。
動画関連の話題のスレッドで GOM を高く評価している者の発言は真に受けない方がいいです。

以上のようにメディアファイルを再生する上で必要なソフトなどありません。
必要なのはコーデック・スプリッターであり、ソフト(プログラム・アプリケーション)ではありません。

但し見るのではなく編集や作成をするのであれば話は別です。

ネットで多く見かける質問は、「動画が見れない」「今まで動画が見れたのに見れなくなった」「縮小版が表示されなくなった」「PC が重くなった」「調子が悪くなった」などです。
これらの中の多くは必要な物が揃ってないという人ですが、アドバイスを貰っても解決しないレベルの人は余計な物を入れているケースが多いです。

何故そうなるのか、それは PC にコーデックを準備しないがために、何か見ようと思えばその都度必要なソフトを入れていくことになります。
それを続けていけば膨大な量のソフトをインストールすることになり、それらの競合が発生するからです。

またそういうタイプの人が膨大な量のソフトを覚え、扱えるとは思えません。
ソフトを一つ入れる度に、オプション設定を全項目確認して自分のPC環境に合わせるのは当然ですが、コーデックの競合を調整となるとレジストリまで弄らなければなりません。
その苦労を考えれば最初から正しい努力をした方が時間と労力を無駄にしません。
少なくとも今ここを読んでいる方はそういう失敗をしないタイプの方、またこれからそうなろうとしている方ではないでしょうか。

コーデックパックとスプリッター

筆者がお勧めするのは、一旦関連した余計なもの物を全て削除し、あらゆる種類の動画ファイルを用意して再生の可否を確認しながら、コーデック類を優先順位の高い順から一つずつ入れていくことです。
それぞれの形式に合ったコーデックを必要な物だけ集めて単独で入れていくのは理想的ですが、余程動画ファイルに詳しい人でもない限り非現実的です。
そこで様々なコーデックを一まとめにした便利なコーデックパックというものを導入します。

最も有名で安定していて動作が軽いのは「ffdshow」です。
しかしながら ffdshow はスプリッターが十分ではありません。
そこで何も入っていない状態からベースに ffdshow を導入し、準備しておいたあらゆる動画ファイルの再生可否とサムネイルの表示を確認します。
表示されないファイル形式に対応したスプリッターを個別で導入していきます。

ネットで検索すると他にも有名なコーデックパックが出てきますが、
K-Lite Codec Pack
Advanced Codecs
CCCP Combined Community Codec Pack

などはお勧めできません。

これらは ffdshow とおまけを詰め合わせたもので、余計な物まで同封されていたり肝心な ffdshow のバージョンが古かったりと、素人向けに何でも詰め込んだために、逆に素人には扱いにくい物になってしまっています。

LAV Filters というのもあり、こちらはそこそこ優秀です。
エンコード・デコード能力は ffdshow より劣るものの、スプリッターが強いというのがうりです。
しかし残念ながらそのスプリッターの質が微妙で、意外と再生されないファイルが多いのです。
何故なら多くのフリーソフトなどは ffdshow を導入の前提で、それにあわせてプログラムされているからです。

ですが他のパックと違い、余計な物を入れ過ぎたりアンインストール後にゴミを残すようなことはないので、 ffdshow が相性が悪い人は次にこれを選ぶべきです。
ffdshow と両方入れて共存させることはお勧めできません。
レジストリを調整し競合の優先順位を自分でコントロールできる方でなければトラブルの原因になります。


これ以降記事最後まで設定に関する話になりますが、当然 PC 環境により違った結果も起こりますので、あくまで筆者の経験上の選択と捉えて下さい。
筆者が「ここの設定はこれにした場合こうなるから良くない」としていても、あなたの環境では全く逆でそれが良い選択の場合もあります。
トラブルがあった際には筆者が良くないという設定も試してみて下さい。
一応経験を元に多くの PC でこういう結果になるだろうと思われる内容のみ記載していますが、ハードウェアよりもその他のソフトウェアのインストール環境により大きく結果が異なる方もいらっしゃるかと思います。

ffdshow のインストール

まず公式サイトからダウンロードします。
http://sourceforge.jp/projects/ffdshow-tryout/releases/
ダウンロードページから最新又はダウンロード数が多いものを選んで下さい。
64bit OS の方は x64 と書かれているものを選びます。

もしもまだ Windows XP 環境の方は、最新の物は不安定です。
筆者が順に検証した結果トラブルフリーで最も新しいものは次のリンク先にある、
http://sourceforge.net/projects/ffdshow-tryout/files/SVN%20builds%20by%20clsid/generic%20builds/
ffdshow_rev4305_20120205_clsid.exe
というバージョンです。
筆者がここで言っているためかは解りませんが、旧バージョンでこれだけダウンロード数が伸びています。

インストール時にチェック項目があるページが2回出てきます。
最初の選択画面はデフォルトのままでも構いません。
DXVA ビデオデコーダーはグラフィックカードの処理の関係に影響するものなのですが、DXVA と聞いて意味がわかる人で無ければ入れてもトラブルの原因になるだけです。

2回目の選択ページは後から設定画面で変えれる項目なのでここでは何もしなくても構いませんが、ここで済ませてしまうのであれば MPEG1 と MPEG2 をチェックし「libmpeg2」を選択します。
他の項目は全て「libavcodec」で良いのですが、Mpeg だけは「libmpeg2」の方が安定します。

ビデオ・オーディオ・VFW の設定

インストール後にスタートメニューからビデオとオーディオとVFWの設定画面を開きます。

ビデオの設定
デフォルトをベースに MPEG 系 3項目を「libmpeg2」に設定します。
「無効」の場合は別途 MPEG コーデックを入れてない限りは再生できません。
「libavcodec」の場合も再生できない MPEG が確実に数種存在します。
オーディオの設定
MP1・2 と MP3 を「libmad」にします。
「無効」の場合は別途 MPEG コーデックを入れてない限りは再生できません。
「libavcodec」の場合は AVI で音声 MPEG などのファイルはまず再生できません。
ネットで拾った FLV 動画は「映像 VP6・音声 MP3」というファイルが多いのでここの設定は重要です。
VFWの設定
デコーダータブのコーデックの一覧にある全ての形式を「無効」に設定して下さい。

Real と QuickTime はそれぞれ何項目かあるので、ビデオとオーディオをセットで必要ならチェックしましょう。
他には余計なチェックはしないで下さい、FLV と全く関係の無いものにチェックを付けたら一部の FLV が見れなくなるということも起こります。
こういう設定は事前に全てONにしておく物ではなく、必要になってから一つずつチェックを増やしていくものなのです。

VFW の設定を何故全て無効にするのか

プレイヤーで再生することには無関係で、動画を作成する際に大きく影響します。
例えばエンコードソフトで動画を変換するときや、キャプチャソフトで動画を撮影する際に影響があります。
大抵のソフトは自分が役割を果たすための必要コーデックを持っているので、VFW が有効になっているとそれらを妨害してしまうのです。
VFW の使い方は、何かのソフトで編集する際に DivX が処理できなければ DivX にチェックを付けて試してみて、効果があればそのままで、効果が無ければ元に戻しておく、そういった使い方をお勧めします。

Haali Media Splitter のインストール

この段階で、mp4・mkv・mpg・flv 辺りがまだ再生できなかったり、サムネイルだけ表示されなかったりしてるかと思います。
まず先にこのスプリッターパックで mp4・mkv・mpg に対応させます。
http://haali.su/mkv/

インストール時の選択は以下のように設定します。

インストール後は特に設定は必要ありません。
上の2つのチェック項目は Media Player Classic の内臓コーデックを無効にするものです。
ここで無効にしてしまうと有効にしたいときに困るので、無効にするとしてもそれは Media Player Classic の設定で行うべきです。

筆者のお勧めは Windows Media Player と Media Player Classic を使い分け、Media Player Classic は内臓コーデックで動作させるという方法です。
そうすれば Windows Media Player で再生できないファイルがあった際に、Media Player Classic で再生できればファイルは正常で設定が悪いことが解り、再生できなければ設定ではなくファイルが壊れていることが解ります。

その他は基本的に初期状態のままがお勧めです。
Mpeg の2項目はチェックしなかった場合も ffdshow によって動画は再生できると思いますが、サムネイルが表示されないと思います。
Mpeg-TS の方はチェックしておいた方が無難です。
Mpeg-PS の方はチェックした場合、ゲームの mpeg ファイルを使ったムービーシーンなどでエラーが出る確率が高いです。
チェックしなかった場合は音声ファイルが AC3 の Mpeg-PS ファイルでサムネイルが表示されない確率が高いです。
どちらかと言うとサムネイルは別でどうにかするとして、無難なのはチャックを外しておくことです。

AVI はチェックしない方が良いです。
サムネイルはどちらでも表示されますが、肝心な動画の再生にトラブルを引き起こす場合があります。
拡張子 AVI・映像 DivX・音声 MPEG のような構成に弱く、音ずれや映像のコマ送り減少が発生します。

余談ですが ffdshow と Haali Media Splitter のインストールガイドや設定関連サイトで、MPEGを外すように勧めているサイトが大半です。
正直言いまして理解してない人が書いてるサイトです。
様々なファイルタイプの因果関係も考えた上で設定をしっかり行っていれば、Mpegを外すべきという発想にはなりえません。

開発者は便利だから搭載している、しかしユーザーが理解できずにトラブルを生み出す、しょうがないからデフォルトではチェックを外して配布しよう、といった残念な流れです。
実際開発者や大手フリーソフト紹介サイトでその様な発言が無いことが全てを物語っています。

FLVSplitter のインストール

この段階で残るのは flv のみという人が多いかと思います。
こちらのスプリッターで flv に対応させます。
FLV Splitter には大きく4系統が存在しますが、こちらが一番安定するタイプです。

FLVSplitter_20090428

Download

●XP のインストール方法

解凍したファイル内のFLVSplitter.axをシステムフォルダ「C:\WINDOWS\system32」にコピーします。
XP はスタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選択し、ファイル名を指定して実行ダイアログを表示させます。
そこに「regsvr32.exe FLVSplitter.ax」と入力し[OK]を押します。
「FLVSplitter.ax の DllRegisterServer は成功しました。」と表示されればインストール完了です。

●Vista のインストール方法

解凍したファイル内のFLVSplitter.axをシステムフォルダ、32bit は「C:\WINDOWS\system32」、64bit は「C:\Windows\SysWOW64」にコピーします。
「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンド プロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリックし、「管理者:コマンド プロンプト」を表示させます。
32bitの方は「regsvr32.exe FLVSplitter.ax」と入力し[OK]を押します。
64bitの方は「regsvr32 C:\Windows\sysWOW64\FLVSplitter.ax」と入力し[OK]を押します。
「FLVSplitter.ax の DllRegisterServer は成功しました。」と表示されればインストール完了です。

●7 以降のインストール方法

解凍したファイル内のFLVSplitter.axをシステムフォルダ、32bit は「C:\WINDOWS\system32」、64bit は「C:\Windows\SysWOW64」にコピーします。
「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンド プロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリックし、「管理者:コマンド プロンプト」を表示させます。
32bitの方は「regsvr32.exe FLVSplitter.ax」と入力し[OK]を押します。
64bitの方は「regsvr32 C:\Windows\sysWOW64\FLVSplitter.ax」と入力し[OK]を押します。
「FLVSplitter.ax の DllRegisterServer は成功しました。」と表示されればインストール完了です。


お疲れ様でした。
以上で一般的なメディアファイルが支障なく見れるようになったと思います。
もし正常に見られない種類があれば、該当のコーデックやスプリッターを個別に追加してみましょう。

サムネイル

エクスプローラーでサムネイル表示がされない場合は、「Media Preview」というフリーソフトを導入することでサムネイルが表示されます。
Media Preview に関しては別の記事で紹介してるので、こちら↓の記事をご覧下さい。

https://helpsupport.blog.fc2.com/blog-entry-148.html

XP の場合

XP の場合は必要なものを全て入れていてもレジストリで有効にする項目が無ければ表示されません。
avi のサムネイル表示を例に説明しますが、avi の部分を目的の拡張子に置き換えて読めば、全動画と画像共通の設定なので、必要な拡張子に以下の数値を作成して下さい。

スタート>ファイル名を指定して実行>regedit>OK>と進みレジストリエディタを開きます。
HKEY_CLASSES_ROOT \ .avi \ ShellEx \ {BB2E617C-0920-11d1-9A0B-00C04FC2D6C1}
と進み、この段階でフォルダ(レジストリではキーと言います)が無ければキーを作成します。
規定をダブルクリックで開き、値に以下の文字列を設定します。
{c5a40261-cd64-4ccf-84cb-c394da41d590}
入力が終わったらレジストリエディタを閉じます。

これでエクスプローラーを開きなおせば表示されますが、フォルダオプションで縮小版をキャッシュする設定になっていると、主導で該当ファイルを右クリックし「縮小版を最新の状態に更新」を行わなければ表示されないかもしれません。
それでも表示されない場合は念の為 PC を再起動し、それでも表示されないことを確認できた場合は、レジストリの設定に誤りがあるか、コーデックやスプリッターが入っていないか正しく設定されていないことになります。

FLV でよく起こる現象として、全てではなく一部のファイルだけ白黒に表示される。
Mpeg でよく起こる現象として、上下反転している。
全種共通として、アスペクト比が保たれない。
などが起こりえますが、Mpeg の反転は耐え難いですが、その他に関しては再生に問題ないのであれば妥協した方が無難です。

これらの問題は、コーデックやスプリッターが合っていない場合に発生します。
そのファイルの該当コーデックやスプリッターを違うものに変更すれば解決するのですが、作業としては該当の物を探し入手・インストールし、ffdshow の該当箇所を使用しないように設定することで解決すると思います。
サムネイルが真っ黒に表示されるなどは、サムネイルは動画の一コマ目を表示するので動画の最初が真っ黒であれば真っ黒になります。

コーデックを調べるソフト

コーデック設定時に対象ファイルを調べるソフトを入手する必要があります。

MediaInfo

http://mediaarea.net/ja/MediaInfo/Download/Windows

起動後ウィンドウに対象ファイルを D&D するだけで詳細が表示されます。

Windows XP の Media Player の重要な設定

Windows XP 時代の Media Player には、少々わかりにくい所に重大な設定が隠されています。
Windows Media Player 11 を例に挙げると、
ツール>オプション>パフォーマンス と進むと、ビデオアクセラレータの所に詳細というボタンがあります。
PC に自信の無い人はここまで開かない可能性は高いかと思います。
開いてみると Windows Media Player の核心ともいえる重要項目がずらりと並んでいます。

筆者のお勧め設定は以上の内容ですが、トラブルが解決しなければ、ビデオミキシングレンダラと DirectX ビデオアクセラレータのチェックを外して見ましょう。

ビデオミキシングレンダラのチェックを外すと、再生画面をダブルクリックしたときに全画面表示にならなくなります。
DirectX ビデオアクセラレータのチェックを外すと、プレイヤーで画質の設定が出来なくなります。
画質の設定に関しては PC に搭載しているビデオカードによっては、ビデオカードのドライバ側で制御されている場合もあるので、環境によって大きく異なります。
オーバーレイにチェックが付いていると、プレイヤーで再生中の動画をキャプチャソフトなどで撮影できなくなります。
高画質モードにチェックを付けると、目で見てわかるほど差が無いにもかかわらず、ファイル情報が乏しい動画ファイルがほとんど再生できなくなり、エラー強制終了が多発します。
デフォルトでは全て残念な設定になっているので、ここを開いたことがなかった人は今までの苦労やストレスのことは忘れて冷静に設定してみて下さい。

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